令和3年 新年のご挨拶

皆様、新年、あけましておめでとうございます。

輝かしい初春を健やかに迎えられたこととお慶び申し上げます。

昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の拡大により、観光需要は大きく減少し、八戸圏域の観光物産関係事業者に深刻な影響が生じた1年でございました。そのような中、弊社は、当圏域が持続可能な地域となるための仕組みづくり構築をミッションに、コロナ禍からの早期復興に向けて、課題であるオンライン化などの地域課題を早期に解決し、更なる発展に繋げるため、「交流人口の拡大」と「地域産品の振興」を両輪とした観光物産を活かしたまちづくりに取り組んで参りました。

具体には、加速化するオンラインの市場に対応すべく、宿泊、体験など幅広い観光関連事業者の商品・サービスを消費者に届けるプラットフォームの運用を開始するとともに、当圏域の地域資源を活用し、消費者ニーズを踏まえた商品造成支援にも積極的に取り組んでおります。この他、八戸市からふるさと寄付金業務を一部受託し、魅力ある地域産品を消費者に返礼品としてお届けしております。

また、海外需要の回復、増加を見据え、英・仏の現地エージェントを通じて、現地メディアや旅行会社へ当圏域の観光物産情報を提供し、認知拡大などを図っており、更に早期の市場回復が見込まれる台湾も加えて取り組んでいくものであります。コロナ禍が落ち着き、再び多くの海外観光客が訪れる日に向けて、しっかりと準備を進めております。

今後も、圏域市町村、八戸商工会議所などの関係団体や県内外DMOとの連携を深めながら、従来の手法にとらわれず、状況変化に柔軟に対応し、地域事業者の皆様と共に圏域の輝かしい未来を創っていきたいと考えております。

 結びに、皆様に、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い致しますとともに、ご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、新春の挨拶と致します。

 

令和3年1月1日
 一般財団法人VISITはちのへ
    理事長 塚原 隆市

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