地域おこし協力隊 活動報告【令和５年４月】

活動報告ピックアップ

４月28日（金）　八戸圏域市町村訪問

 

隊員氏名：福岡 沙織

　八戸圏域の各町村に訪問し、挨拶と前年度の事業報告を行った。協力隊着任後初めて、各担当者と会う機会になった。

　実際に対話し、圏域町村では情報発信の場がなく、広報活動をコンスタントに続けるのは難しいほか、効果的な広報活動に関する知識が乏しく困っていることが分かった。また、各市町村の担当者がSNSを活用して地域情報を発信したくても、他の業務との兼ね合いもあり、時間を割くことが難しい実情が伺えた。このことから、VISITはちのへが持つコンテンツで代わりに情報発信するために、イベント予定はもちろん、桜の開花情報など地域の魅力をアピールできるような些細な情報でも共有し合うことの重要性を互いに再確認できた。

　さらに、VISITはちのへが行うデジタルマーケティング事業で得られた情報を圏域町村にフィードバックしたところ、活発な意見交換がなされたことから、各町村が効果的かつ効率的に広報活動を行う手助けになるということも再認識できた。

　改めて日々の広報業務とは、圏域のニーズを把握するとともに、圏域町村の担当者との蜜なコミュニケーションの上で成立する、当団体に求められる重要な役割である。このことを念頭に、これからの広報活動に努めていきたい。