令和6年 新年のご挨拶

 

 皆様、新年あけましておめでとうございます。

 輝かしい初春を健やかに迎えられたこと、心よりお慶び申し上げます。
 また、旧年中は、当団体の八戸圏域8市町村に関わる観光と物産事業の運営に、ご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

 さて、一般財団法人VISITはちのへは、八戸圏域の観光物産を活かした交流人口の拡大及び地域産品の振興を両輪とした事業を展開し、設立から5回目の年明けを迎えました。

 設立後、当団体を含め観光業界は新型コロナウイルス感染症の影響を受けましたが、昨年5月には、感染症法上の位置づけの移行に伴い、全国的に国内外の観光需要が大きく回復いたしました。八戸圏域においては、八戸三社大祭をはじめとする各市町村の祭りが4年ぶりに通常開催され、国内外の多くの方に来訪いただいたほか、宿泊者数が令和元年度並に回復するなど、明るい兆しがみえた年となりました。

 また、昨年5月には、種差海岸が三陸復興国立公園に指定されて10周年を迎えたことから、記念シンポジウムやトレッキングイベントが開催されたほか、同年12月には、「みちのく潮風トレイルの起終点を核とする三陸復興国立公園種差海岸エリア地域計画」が、観光庁の補助事業に採択されたことにより、宿泊施設や飲食施設等の充実が図られます。本年6月にはみちのく潮風トレイル全線開通5周年を迎え、より一層国内外から注目が高まることが期待されることから、当事業を起爆剤として、種差海岸への誘客促進に向けて、関係機関と連携しながら地域一体となって取り組んで参ります。

 今後も、圏域市町村や八戸商工会議所などの関係団体並びに県内外DMOと連携するとともに、東北全体や北海道の皆様とも交流を深めながら事業を推進し、国内外へ向けた情報発信を継続して参ります。このような取組により、来訪者の増加による新たなビジネスの創出と雇用の拡大、定住人口の増大につなげ、持続可能な地域づくりに貢献できるよう努めて参りますので、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます

 結びに、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、新春の挨拶と致します。

令和6年1月1日
一般財団法人VISITはちのへ
理事長 塚原 隆市

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