地域おこし協力隊 活動報告【令和6年7月】

活動報告ピックアップ

隊員氏名:大久保 加名子

ECサイト掲載写真撮影同行

 ECサイト(ローカルマーケットオンラインショップ)運営・改修作業、ECサイト掲載写真撮影同行、農園マルシェ営業補助、ふるさと納税事業者説明会従事、クリッピング作業、SNSによる広報活動を行った。

 VISITはちのへが運営している通販サイト「はちのへローカルマーケット」では、地場産品をはじめとした “八戸圏域のいいもの” をお取り寄せできる商品を販売している。その通販サイトに掲載している商品写真のほとんどはVISITはちのへのスタッフにより撮影されたものであるが、今回は八戸の郷土料理「八戸せんべい汁」や伝統生菓子「豆しとぎ」などの人気商品であり、通販サイトのトップページに掲載するものとして、プロのカメラマンに商品及び調理の撮影依頼をしたものである。

 撮影に使用する道具は、意外にもシンプルなもので、背景を白にするためのシートと固定器具のほか、色紙を一回りほど大きくしたような白い反射板(もしくはアルミ箔などを接着させたもの)を使用。器にのせた調理品は、ブラウンとベージュの板を3枚組み合わせて土台にし、撮影していた。これらを組み合わせて撮影を行えば、事務机しかない場所でも、雰囲気のある写真の撮影が叶う。また、調理に関しても今回はプロの方にしていただいた。「豆しとぎ」は、一般的に生で食べるか、焼いて食べるかが多いが、プロの方に簡単かつ様々なアレンジ法を提案していただいた。「豆しとぎ」は生菓子ではあるが、アレンジ一つでビールにぴったりなおつまみや、「豆しとぎ」に親しみのない子供たちにも食べやすいお菓子に変身できる、非常にポテンシャルの高い食材であることになにより八戸出身の自分が驚いた。

 これらのアレンジレシピを通販サイトで紹介することで、市外・県外の豆しとぎファンを増やすことができ、販路拡大につなげられる。通販サイトのページの改修作業では、レイアウトや写真、デザインの改良がメインになっているが、「豆しとぎ」を食べたことのない方にとっても、アレンジレシピなどの『購入後のイメージ』を湧かせるものを提供できれば、購入決定率に結びつくはずである。今後、通販サイトのページ改修を進めていくにあたり、このような着眼点を持って取り組んでいきたいと思う。

カメラマンによる撮影の様子
カメラマンによる撮影の様子

豆しとぎのピンチョスとおつまみ
豆しとぎのピンチョスとおつまみ

隊員氏名:福岡 沙織

圏域取材

 ふるさと寄附金業務、取材・撮影、ラジオ収録対応、及びSNSによる広報活動を行った。

 八戸圏域の田子町、五戸町、新郷村で、観光資源の撮影と取材を行った。普段の情報発信業務の中で圏域の様々な観光資源を紹介しているが、実際に行ったことが無い場所に今回行くことができた。車窓から見える美しい田園風景や、各地の名物料理、地元に根差した店の数々を現地で見ると、「写真で見ていた風景が、本当に存在したのだ」という感動があり、観光客のような感覚を味わうことができた。

 また、どこを訪れても地元の方々に温かく迎え入れてもらい「また行きたい」と思わせてくれる印象があった。人の魅力は、観光地へのリピーターが増える最大の要因であり、重要な観光資源でもあると思う。八戸圏域は、魅力的な景色や食べ物等は沢山あるが、「住んでいる人」も大きな魅力だと改めて感じた。

 圏域の魅力を体験することができ、各地の自然・人・食の魅力を再認識する良い機会となった。実際にこれらの魅力に触れると、更に多くの人に伝えたい思いと、圏域で観光業に取り組む方々を更に応援したい思いが強くなった。今後の情報発信業務の中で今回感じた部分にも焦点を当て、圏域の新規ファンやリピーターを増やしていきたい。

Takko cafeからの景色
Takko cafeからの景色

ガーリックセンターのにんにく料理
ガーリックセンターのにんにく料理

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