地域おこし協力隊 活動報告【令和6年12月】

活動報告ピックアップ

隊員氏名:大久保 加名子

ふるさと納税新規返礼品提案

 ECサイト(ローカルマーケットオンラインショップ)運営・改修作業、「冬のおすすめギフト」企画運営、ふるさと納税業務(新規返礼品の提案)、クリッピング作業、ラジオ出演、SNSによる広報活動を行った。

 VISITはちのへでは、八戸市からふるさと納税の返礼品に係る業務を受託しており、各事業者の出品から登録までのサポートや、受発注・請求業務を主に行っている。令和5年度のふるさと納税の受入額は、総務省によると全地方自治体で約1兆1,175億円(約5,895万件)の過去最高の実績(前年比120%(110%))であった。八戸市では、同年度で約1億5,900万円(7,750件)の実績であり、前年比105%(112%)である。八戸市と同規模の中核都市(宝塚市や伊勢崎市)と比較すると、寄付受入額は約▲1億円の差がある。

 その中で、今後実績を積み上げていくための課題の一つとして「返礼品の充実化」が挙げられている。さらに八戸市は水産都市であるが、全体登録返礼品数が261品に対し、水産関係返礼品は42品と大変少ない。これは水産関係返礼品の登録自体が進んでいないことが一因である。そのため、VISITはちのへとして水産関係返礼品をメインに新たな返礼品の作りこみが必要となり、現在従事している。すでに返礼品として競合が多い品以外の、八戸ならではの品や他の自治体と差別化できる品(例えば「いちご煮」)をリサーチし、各メーカーから情報や必要書類を仕入れ、返礼品内容を作り、八戸市へ提案をし、ポータルサイトに掲載する商品説明や販売促進のテキストの作りこみをするという流れである。

 返礼品の充実化を図ることにより、八戸市の特産品や文化・観光資源などの魅力を伝え、寄附者と自治体との協力を通じて地域への活性化につなげることができるこの制度を活かしていくための一役を担っていくことができたらと思う。

隊員氏名:福岡 沙織

はちのへエリアの生産者へ取材

 ふるさと寄附金業務、取材・撮影、ラジオ出演及びSNSによる広報活動を行った。

 広報事業の一環で、はちのへエリアの生産者に話を伺う機会があった。青森県の特産物として有名な長芋やごぼうを生産する農園では、より安全な野菜を消費者に届けるため、通常より少ない化学肥料の量で育てる特別栽培に力を入れていた。農薬、化学肥料を一般的に採用されている使用量の半分で栽培する特別栽培は、安全性が高い野菜を作ることができるが、生育不良や害虫の被害が増えるリスクもある。農園では時間をかけて土づくりに力を入れ、特別栽培でも安定的に野菜を生産できるような環境を整えた。これらの苦労の末、安全性が高く美味しいと評判の野菜を生産することができたという。

 青森県が生産量全国1位のごぼうは、安易に除草剤を使うと悪影響があるため手作業での除草作業に多くの時間を要する野菜である。ごぼうの栽培量を増やすという事は除草作業も増えるということなので、簡単には生産量を増やすことができない食材であった。

 我々が当たり前のように食べている地元の食材が、非常に手間と労力がかかっていることに驚き、地元の第1次産業と経済、そして食を支えている生産者に改めて感謝の気持ちを持った。このような生産の裏側を知ることで、はちのへエリアの食の価値と魅力をさらに高められると感じたので、今後の情報発信に活かしていきたい。

出荷前の長芋
出荷前の長芋

野菜の洗浄
野菜の洗浄

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